安物買いの銭失いを経験したことはないですか?
できるだけ損をしたくないあなたがWordPressの有料テーマを購入するときに確認すべきなのが「複数サイトの使い回し」に対応しているか。
複数サイトに使えるテーマは長期的に運営していくにあたってメリットがたくさんあるのでそのひとつひとつを筆者の実体験をもとに「複数サイトに使いまわせる有料テーマを使うべき理由」と「複数サイトNGの有料テーマ」についても紹介していきたいと思います。
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ワードプレスの有料テーマは複数サイトOKがおすすめ

初めてWordPressテーマを選ぶときにブログやアフィリエイトを副業として始めるのであれば複数サイトに対応しているかは重要なポイント。
それは本業がWEB関連のプロや著名人がブログを始める場合を除いてシロウトが初めて作ったサイトで収益を上げるのは非常に難しいからです。
月に5桁稼ぐまでに失敗と改善を繰り返しながら2~3サイト作ることも珍しくないのがブログの世界です。
「複数サイトNGのテーマは安いから…」とケチってしまうと結果的に高くついてしまうので、無駄な時間とお金を使いたい人以外は使いまわせる有料テーマを使いましょう。
〇複数サイトOKの有料テーマのメリット〇
・長期的にみるとコスパが良い
・新しいサイトのアイデアが思い浮かんだ時に行動しやすい
・サブドメインや姉妹サイトなどそれぞれに合ったデザインに変更しやすい
複数サイトNGのテーマはいずれ高くつく?
複数サイトNGのテーマは正直安い。ものによっては1.5~2倍近く値段が変わってくるのが事実です。
しかし冒頭でもお伝えしましたがブログに失敗はつきもので結果的に複数サイトを運営している方が多くいるのが現実で、仮に2サイトを所有することになればテーマを使いまわせないと2つ購入しなければなりません。
3サイト目になれば最高級のテーマすらおつりがくるような出費になってしまうので、「本気でブログ収益化を目指す」のであればどちらがコスパにすぐれているかはもうお気づきでしょう。
アイデアを行動に移しやすくなる
本気でブログのことを考えてると突然アイデアが降ってくることがあります。
でもそれは今のサイトとはミスマッチの内容でやるなら新しくサイトを立ち上げる必要があるってときに、もう一度どのテーマを選ぶか時間をかけなくてはならなくなってしまいます。
そうこうしているうちにそのアイデアへの熱意はどんどん失われていき、もしかしたら大きく成功するチャンスを逃してしまうかもしれません。
複数サイトに使いまわせるテーマを購入するということは、新しくなにかを始めるときの障害物をとことん排除して作業に集中できる環境作りへの投資ともとれます。
デザインを変えても効率は変わらない
どうしてもお金はかけたくないから複数サイトNGのテーマを最初に買って、2サイト目には無料テーマを・・・ということがあったとしましょう。
しかしテーマにはそれぞれの特徴があります。同じ「有料テーマ」という枠組みであっても設定できる機能や文字装飾など文章の作り方などバラバラなんです。
つまり2つのテーマを使うということはそれぞれの使い方を個別に覚えて操作しなければならないので、作業効率が圧倒的に落ちてしまいますが、複数サイトOKのテーマはサイトごとにデザインのテンプレートを使ってまったく別のサイトを作れるけど操作方法は同じなのでサクサクと記事を書くことができます。
OPEN CAGEは複数サイトNG

STORK19・スワロー・ハミングバード・アルバトロスで有名な「OPENCAGE(オープンケージ) 」は残念ながら複数サイトへの使用が禁止されています。
ご利用規約
【1. テーマについて】
オープンケージ(以下:当社)で配布しているテーマはWordPress専用のブログテーマです。テーマをご利用頂くにはインストール型のWordPressが正常に動作する環境が必要です。
本テーマは主要ブラウザにて動作確認していますが、100%の表示保証、動作保証はできませんので、十分にデモサイトをご確認になり納得の上でお申し込みください。
また、WordPress本体のアップデートに伴う100%の動作保証もできません。1回の購入で1サイトにご利用可能です。※1
当サイトで提供しているテーマは日本語向けに製作されたものとなります。(英語サイトなどに完全に適用するにはファイルのカスタマイズが必要になります)
本テーマは主要ブラウザにて動作確認していますが、100%の表示保証、動作保証はできませんので、十分にデモサイトをご確認になり納得の上でお申し込みください。(CSS3を使用していますので、Internet Explorerでは見え方が異なる場合があります)
※1. テーマ内のPHPファイルはGPLライセンスです。画像やCSSファイル、JavaScriptファイルは独自ライセンスとなりますので、それらをコピーして別サイトとしてご利用いただくことはできません。
GPL(GNU General Public License)とは?
そもそもWordPressは「GPL(GNU General Public License)」が適応されています。
GPLとはどういうものかをカンタンに説明すると
・自己責任において自由に使える
・著作権の表示を消してはならない
・複製、改変、再配布なども自由にできる
・再配布する場合はGPLにしなければならない
有料テーマとはWordPressのテーマをカスタマイズしたものを独自のものとして販売しているので、本来は「1サイトにしか使えない」といったように利用制限はできないのですが・・・
OPEN CAGEのテーマは「独自の画像・サポートやアップデートの権利など」に制限をかけることでこのような販売方法になっています。
少し難しい話になってしまいましたが、簡潔にまとめると「100%GPL」のテーマを選べば、細かい制約がなくかなり自由に使うことができるのでおすすめしています。
複数サイトで使いまわしができる人気の有料テーマ一覧

複数サイトに使いまわせる有料テーマはたくさんありますが、テーマの使い方やカスタマイズなどユーザーが多ければそれだけ情報もたくさん出てくるので「人気のある・利用者が多いテーマ」を選ぶのがおすすめです。
SWELL

- ブロックエディターに完全対応で「簡単に・楽しく・素早く」書けるテーマ
- SWELLに乗り換えもSWELLから乗り換えも簡単なプラグインあり
- マウスひとつでカスタマイズできる直観的な操作性
- 広告の設置や管理がカンタンで副業ブログに最適
- シンプルで美しいデザインが魅力的
当サイトで使用している【SWELL】はわざわざテーマを乗り換えるほど使いやすくてお気に入り。
人気の有料テーマのなかでは数千円値段が高いのがネックではありますが、初心者でも扱いやすいように厳選された機能と直観的な操作性でとても素晴らしいです。
もちろん扱いやすいだけではなくSEO対策・高速化・ふきだしや光るボタンなど人気の機能も備えているのでハズレのないテーマだと言えるでしょう。
テーマの使い回しについて
SWELLはGPL100%テーマです。
ライセンス制限はなく、複数サイトでご自由にご利用頂けます。
◎最新テーマをもっと知りたい方◎
THE THOR(ザ・トール)

- 国内最高水準の高速表示
- 売上を上げる集客・収益支援システム
- クリックだけでおしゃれなデザイナーズサイトが作れる
- 色やレイアウトなどひとつひとつのパーツにもこだわれる
筆者が初めて購入したテーマがこちらのザ・トール。
細部までこだわって作ることができる圧倒的な機能性・国内最高水準の高速表示・誰でもカンタンにおしゃれなデザイナーズサイトが作れるというのがポイントのテーマで実力はトップクラスです。
タグ管理機能・CTA・PWA・AMPなど集客や収益を増やすための機能も多く備えてるので上級者でも満足のいくクオリティなので「本気の方」にはピッタリ。
欠点をあげるとすれば超高機能がゆえに初心者には扱いにくいところ、そして細部までこだわれるがゆえに「デザイン沼」にハマって肝心の記事作成がおろそかになってしまう恐れがあるので、凝り性なかたやWEBの知識が詳しくないかたには少し不向きかもしれません。
テーマの使い回しについて
1.FITは、利用者が以下に定める範囲内で当テーマを利用することを許諾します。
(1)利用者自身が管理・運営・利用する目的で作成するサイト(以下「自己所有サイト」といいます)への利用
作成可能数に上限はありません。
1度テーマをご購入いただければ何サイトでも作成可能です。
(※らくらくサーバーセットをご利用される場合はこの限りではありません)
◎高速でオシャレなサイトを作りたい方◎
Diver

- 更新頻度が高く進化していくテーマ
- 無期限・無制限のサポート体制で購入後も安心
- 他の追随を許さない圧倒的な機能とカスタマイズ項目
- 読者の行動を誘導するようなサイト設計でサイト回遊率が高い
ハイスペック&ハイクオリティの最強クラスのテーマ【Diver】は細部まで設定が可能な高い機能性とテーマ自体の更新頻度も高いことから徹底的にSEO対策をすることができるので、使いこなすことができればとても強力な武器となりえる有料テーマでしょう。
しかし無制限・無制限のサポートがあるにせよ、ワードプレスやWEB全般の知識がないとあまりにも設定項目が多いので画面を開いただけで圧倒されてしまうかもしれません。
ほとんどデメリットのない優良なテーマですが初心者向けではなく中級者~上級者向けだと思いますが、とことんやりこむ時間と気力があれば最初から挑戦してみる価値は十分にあるでしょう。
テーマの使い回しについて
提供者は、利用者が以下に定める範囲内で当テーマを利用することを許諾します。
(1)利用者自身が管理・運営・利用する目的で作成するサイト(以下「自己所有サイト」といいます)への利用
◎完成予定は未定!常に進化を続ける最強クラスのテーマ◎
WING(AFFINGER5)

- アフィリエイトに特化したテーマ
- 投稿パーツが豊富でおしゃれな記事を書ける
- カスタマイズできる範囲が広いので思ったようにサイトを作れる
WING(AFFINGER5)を紹介しておいてなんですが初心者にはおすすめしません。
収益○○円ブロガーやWEB関連のプロが好んで使っている印象の強いテーマですが、設定箇所が多く初心者にはわかりにくいこと、テーマのほかにプラグインが有料販売されていて全部揃えると高くついてしまうこと、旧エディターに対応したテーマなのでワードプレスのサポートが打ち切られたあと大幅な変更が予想されるなどデメリットが多すぎます。
機能的には申し分ないテーマだと思いますがWEB関係の知識が深くないと扱いが難しいでしょう。
テーマの使い回しについて
サイト毎に異なるテンプレートを用意する必要はなく、たった1つのオリジナリティ溢れるサイトはもちろん、タイプの異なる複数のサイトもこれ1つで作れるのでカスタマイズに余計な時間を奪われることが激減し、今までの何倍もの効率でサイト作成を可能にする機能が備わっています。
当テーマを既に所有済みの方のカスタマイズ依頼をお受けいただくのは問題ございません。 所有されていない方のサイト制作を代行する場合は例え管理者が同一でもサイトの所有者分のテーマ及びプラグインを購入頂く必要があります。
◎稼ぐことに特化したテーマ◎
賢威

- 「沈黙のWebライティング」の(株)ウェブライダーが監修
- WEBコンサルタントが使う完全プロ使用のテーマ
- HTMLやCSSの知識も必要になる本格派
WordPress国産テーマのなかでも歴史が古く、長年愛されてきた権威性のあるゴリゴリの正統派テーマ。
複数サイトにも対応していてお堅いイメージのデザインは企業など信頼性を求めるサイトにもっとも適しているといえ、会員専用の学習コンテンツもあるので本気でインターネットビジネスを展開していくのであれば候補から外すわけにはいきません。
しかし良くも悪くも「お堅く」「プロ仕様」なのでおしゃれなデザインやポップさはあまり求められないのと、販売元の(株)ウェブライダーもHTMLやCSSは必須と公言していることからお手軽な副業といった意識では使いこなすのは難しいかもしれません。
テーマの使い回しについて
賢威を購入されたユーザー様名義のサイトであれば、幾つお作りいただいても構いません。ただし、他の方のサイトをお作りになる場合は、「賢威ユーザーライセンス契約」をご契約いただく必要がございます。
【結論】コスパがいいのは使い回しができる有料テーマ

以上、複数サイトで使いまわせる有料テーマを紹介しました。
複数サイトOKのテーマの方が価格が高い傾向にありますが、ブログというのはどうしても長期的に取り組む必要があるので先々のことを考えるとコスパは圧倒的によくなります。
短期的な支出と成果を考えてしまうと挫折するかたが多いのでテーマ選びはランニングコストをしっかりと考えて購入しましょう。
⇩有料テーマのまとめ記事はこちら⇩
